先週、オーストラリアのメルボルンに出張で行ってきた。
5年ぶりのオーストラリア、しかもメルボルンは初めての訪問であった。
いつも通り、その町の雰囲気を感じるためにコンビニやスーパを訪れる。
2001年には1Aドル50円台だったのが昨年末には1Aドル110円間近まで暴騰するなど荒っぽい展開をしている為替市場であるが、ここまで物価が高くなっているとは、正直驚きだ。
①コンビニのコーラ330ml(ペット容器) 285円
②コンビニの水2L 285円
③クリスピークリーム 1ダース 1477円
④中古マンション 100平米程程度 7000万円
⑤海沿いの高級住宅 5億円↑
現地の人いわく、まさにバブルだそうである。
パートの最低賃金も一時間13Aドル、正規雇用ともなると25Aドル以上にもなるらしい。
この話を聞いて、国内の小麦高騰と因果関係があるのではと感じた。
報道では「かんばつ」だけが犯人のように扱われているが、これだけ都市部で収入が高くなると後継者はおろか、今営んでいる農業に見切りをつけて都市部に移動してくる人も増えてくるだろうと考える。