ある方がペリカン便について話をしていた。
この方は都内の高層マンションに暮す女性だ。
仕事柄大きな荷物を事務所から自宅に送ることが良くあるようで
その際、ペリカン便を使っていたようだ。
何故ペリカン便を使っていたかというと理由が明確だった。
ある日、いつものように荷物を送ろうと手配をした。
集荷に来たのはいつもの担当の人。
不在がちなので1階にある宅配ボックスでいいから届けてくださいと
声を掛けたそうだが、担当者はこう言ってきたそうだ。
1階から27階まで持っていくには大変だから、ご自宅にいらっしゃる
時間にお届けするので教えて下さいと。
この配慮のある一言からすっかりペリカン便のファンになったそうだ。
ところが、ペリカン便と日本郵便の合併で担当者が変わりいまでは
このような配慮はないとのこと。
配慮のある人=心打たれる
荷物を運ぶのではなく、お手元に便利を届ける。
元の担当者だった方はこの後者の考えがあったのだろう。