2008年6月をもって生産中止となるプリントゴッコ。
1977年に発売されたものらしいが、約30年でその商品寿命を終えたことになる。
初めて手にしたのはおそらく高校生の頃だろうか。
毎年、正月になると物置の奥から黄色い箱を取り出し、インクや電球を調べて足りないものを文房具屋で調達したものだ。
あらためて、プリントごっこのサイトを見てみた。
今の商品構成を見て思うのは、消費者ニーズを汲み違えたのかも?と感じる。
①アナログの感じが長所だったのに無理にデジタル化している
こうなると、競合はカラープリンターだ
②多品種化
印刷媒体が、紙から布、そしてスタンプと多岐に渡った
印刷のクオリティを目指すより、印刷の楽しみや喜びを身近に提供するという考え方にたてばもっと違った結果になっていたのかもしれない。
もうひとつ驚いたことに、プリントゴッコ累計生産台数1050万台は僕が想像するより少ないものだった。
なにしろプレイステーション2は世界で1億台以上売れたのだから!