「札幌」発「羽田」行 プレミアシートに搭乗した。
隣席は若い男性だ。なぜか、搭乗直後からキョロキョロとミーアキャットのように見まわしている。
夜の便なので食事が供された。多少お腹がすいていたこともあり、僅かながらモグモグと頂く。
隣の男性はというと、着陸準備に差し掛かるまで弁当には手を付けなかった。
そこで、アテンダントとのやり取り。
ATT :お客様、お食事はお済ですか?
ゲスト :いいえ、持ち帰りたいのですが・・・
ATT :賞味期限の問題もあり、お持ち帰りは控えていただいているのですが
ゲスト :すぐ食べますから大丈夫です
ATT :それでは、温度も高くなっていますので十分注意して召し上がってください
ゲスト :何か袋はありますか?
ATT :特に用意はしておりません
そして、彼は羽田空港の駐機場に着くまで弁当を足の上に大切に置いていた。
飛行機が止まるやいなや、かれはその弁当を自身の鞄に本よろしく縦にして入れてしまった。
さて、弁当の中身はといえば。
・煮物(たくさんの煮汁)
・果物(たくさんの果汁)
なぜ、アテンダントは注意しなかったのだろう。決して、縦にしないで下さいと・・・