2008年2月25日月曜日

アメリカン ギャングスターを見て

事実に基づく映画はエキサイティングだ。

1988年にニューヨークに訪れ、ハーレムを回ったことを思い出した。
ようやくハーレムの治安が良くなりかけたころであったが、先入観からか人々の目や犬の目までが鋭く感じたことを鮮明に記憶している。

映画の中で描写されていたハーレムはまさに混沌とした70年代であり、88年に訪れたハーレムをAfterとすると、この映画はBeforeを見せてくれたことになる。そういう意味でとっても興味深いものであった。

主人公はフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)。アメリカの犯罪史で名を残した人はたくさんいるがこの映画の主人公は今のビジネスにも通じるユニークな指導者だったと思う。

まずは、消費者ニーズをきちんと捉え、消費者に何を提供するか!その目的のために具体的に何をするか! マーケティング的に言うとニーズをきちんと捕らえている。   


 ①常に正直でいろ。                    
 ②自分の生い立ちを忘れるな。
 ③麻薬は仲介者を通さず製造元から仕入れる。
 ④品質の良いものを他社より安価で売る。
 ⑤よい事は真似しろ。


言い換えれば、
 ①他社は常に不誠実=混ぜ物(ラクトース)を入れて誤魔化していた
 ②他社は既得権を守ることに終始=ハングリー精神に欠けていた
 ③他社は何段階もの仲介業者を通していた=トレースが出来ない
 ④他社は品質の悪い商品を高く売っていた=誤魔化し
 ⑤イタリアマフィアのよい所は真似しろ

ということになる。
我が社も、上記4つのポイントを常に踏み絵として色々な意思決定をしていこうと改めて心に誓った。

最後に、もちろん消費者ニーズがあれば麻薬でも扱う!ということを肯定できるものではない。
やはり、法と秩序の元で行うビジネスでなければならないのは当然のことである。
 
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