思い起こすこと25年程前。
僕らのデートは一大事業だったように思う。
準備編
①レコードから音楽をカセットにダビング
②ちょうどレンタルレコード屋が出てきたばかりで店員に相談なんてしばしば
③デートの行き先を調べる といっても、地図や雑誌といういつの情報かわからないもの
実践編
①彼女を車に乗せる前に、カセットを仕込む。 うん、思った通り
②当日は雨が降ろうが、混雑していようが簡単に予定を変えられない
だって、他に情報が無いから
それが今やどうだ。
息子の行動を見ていると、僕らとは全く違う。
準備編
①まず、デートのエリアを決める
②ブログ等でめぼしい所を数件ピックアップ
③待ち合わせ場所も曖昧でなんとなくこのエリアで
実践編
①臨機応変にその場で情報を取得し場所を変える
②しかも、当初の目的は買い物だったのに映画を見て終わり
なんてこともしばしば
これが「ユビキタス社会」の始まりなんだろうね。
これから推測するとあと4~5年後が容易に推測が付く。
事業+ユビキタス もはや他人事ではない。